

WonderGOO(以下、WG)では、店舗内の各売り場を共同で展開をすることがある。これまでにも、CD売り場で書籍の映像化によりDVDと絡めた共同展開は多かった。ゲームの発売と合わせて、ゲームのサントラ盤が発売されているのでCDとゲームの共同展開もよくあったが、なんと書籍との同時展開は今までになかった。特に、今回のように密接して同じテンションでの展開は珍しい組み合わせで、WG内でも初めての試みだ。


dwango.jpの『魔法の図書館plus』で1000万PVを獲得した超ヒットケータイ小説「チェンジ・ザ・ゲーム」。著者のタンジールこと大鶴義丹が清水翔太と出逢い、主人公「翔」が生まれた。また、童子-T、加藤ミリヤ、TARO SOUL、SIMON、COMA-CHIなど、数々のアーティストが実名で登場していることから、本と音楽を連動させたら面白いのではないかという発想がきっかけだった。書籍だけではなかなか伝わりづらいところがあるので、プロモーションビデオなどの映像を使うことにより、清水翔太の伝えたいことや、どういう人なのか興味を持ってもらい、そこで初めて書籍を手に取ってもらうという流れができるのではないかという思いでこの企画が生まれた。



難しかったのは何をお客さんに売りたいのかを明確にすることでした。今までCD売り場では清水翔太をずっと展開していましたが、今回は書籍との共同展開ということで、CDの売り場にただ本を置くだけではなく、インスパイアソングの『Diggin' On U』がすごいいい曲なので、曲に魅かれてから書籍へという流れを組みたかったんです。まずCDに興味を持ってもらい、清水翔太が焦点を当てられた書籍に目が向くような流れができるよう気をつけました。CD売り場なのでCDの比率が大きくなりますが、『Diggin' On U』が配信限定ということもあり、どんどんダウンロードして欲しくて、QRコードを「持ってけ泥棒!」くらいに取ってていただけるよう、目を、耳を奪われるような売り場を意識して作りました。最初は本もCDも買ってくれなくていいから、まずQRコードで携帯に曲をダウンロードして「いい曲だな」って思ってもらい、次に足を向けてもらったときに興味をもってもらえたらと。こういう面白い取り組みをやっているんだっということをお客さんに知ってほしかったんです。


書籍コーナーの展示スペースは、右側をショーケースのイメージで作ってみました。タイトルの手前にあるもの、奥にあるもの、陰になって映っている感じにしてショーケースっぽさを表現しました。表紙に金網があるんで、そういうイメージで飾ってみました。その狙いが的中したのか、足を止めて本を見てくれる人が結構います。
立ち止まるお客様は若い方が多いんですが、購入されるお客様は若い方だけではないので、ストーリーに魅かれて購入されているんだと思います。
今後は11月に清水翔太、加藤ミリヤのアルバム発売があるので、それもからめて年内大プッシュで押していく予定です!
2008.8.25発売、「チェンジ・ザ・ゲーム」
内気な少年・三村 翔。ヒップホップ音楽やその仲間との出会い、マキへの想い、初めてのステージ、友との別れ。
数々の経験を通して、成長した翔が見つけたものは?そしてつかんだものは?
ひと夏のサクセス&感動ラブストーリー。